今回もlinixで大切にしている行動指針について、書いていこうと思います。
今回は、5つあるlinix行動指針のうち
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【コンフォートゾーンから突き抜けろ】
居心地の良い場所に居ても新たな可能性には出会えない。
自らの意志で、新たな可能性に挑戦せよ。
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について、詳しくお伝えしていきたいと思います。
”コンフォートゾーン”について
コンフォートゾーンについては多くの方が聞いたことがあると思います。
そして行動指針に書いてあることも読んで字の如くという感じなので、伝えたい意味はご理解は頂けると思います。
人間は本来、生物学的に”現状維持”を望む生き物です。しかし居心地の良い場所つまり”現状維持”は変化の激しいこの時代においては”相対的な退化”を意味しています。
個人的な考えですが、100年前は人間の生物学的な現状維持の適応能力と時代の変化に大きな差がなかったのですが、本日までの100年、そしてこれからの時代はさらに変化のスピードが増して、人間が本来備えている適応能力が時代の変化に追いつかないという事象が発生していると思います。
なので意識的に、自ら”コンフォートゾーンから脱する”ことをしないと時代の変化に置いていかれます。しかも我々のようなスタートアップはコンフォートゾーンを脱するくらいでは足りず、”コンフォートゾーンから突き抜ける”くらいでないといけないと思っています。
だからこそ”突き抜けろ”という過激な表現にしています。
どうしたらコンフォートゾーンから突き抜けることができるか?
正直な話、僕らはまだまだ突き抜け足りないと思っています。今僕らは模索しています。行動指針を立ててから、行動指針を体現するための施策(行動)を決めて、行なっている最中です。
まだまだ突き抜け足りないとは思っていますが、僕らが、もがき苦しむ過程の中で感じたコンフォートゾーンから突き抜けるコツを書いていきたいと思います。
コンフォートゾーンを突き抜けるコツ①:小さな相対評価論から脱する
自分の物差しで、結果を評価しないことが重要だと感じています。
そもそもコンフォートゾーンは自分が作り出した幻想のようなもので、自分の物差しの中で「社内の◯◯よりも成績が良い」「あの競合よりも売り上げが◯◯円多い」などの自分の周りの小さな評価を気にしているうちは自分のコンフォートゾーンに留まっているということだと思います。
例えば、ソフトバンクの孫さんと比べたら、Amazonの成長率に比べたら、というように物差しを大きく持つようにすると「自分はまだまだ出来ていない!」と現状から突き抜けようとする原動力が湧いてきます。
コンフォートゾーンを突き抜けるコツ②:高い負荷を仲間と共有する
自分の中でルールを決めて、自らに高い負荷を意図的にかけます。例えば「毎日◯時に起きる」「寝る前に◯◯は必ず準備する」などです。
ただ、そもそもルールを立てただけでは意味がないので、それをやり抜く強い意志が必要です。しかしどんなに強い意志でルールを決めても、1人でやっているといずれ確実に心が折れます。お正月で1人で決めた目標を早々に守れなくなってきている人もいるのではないでしょうか?
ではどうしたら、強い意志決めたルールを守り抜くことができるか?
それは目標を共にする仲間と一緒にルールを誓うことです。大切な仲間と一緒だからこそ頑張れるんだと思います。
コンフォートゾーンを突き抜けるコツ③:意志を持った目標を持つ
これが一番重要かもしれないです。自分の心が突き動かされるような目標を持ってこそ、人はコンフォートゾーンから突き抜けることができます。
コンフォートゾーンを突き抜けるコツ④:心の健康を保つ努力をする
時には休憩は必要です。全力疾走で走り続けることは不可能です。心の健康を保つ時間を意図的に作ることがコツです。休むことも立派な仕事だと自分を追い込んでみて初めて感じました。
最後に
コンフォートゾーンを突き抜けるのは、5つある行動指針の中で、一番難しいことかもしれないなと感じています。人間の生物学的な本能に反している訳ですからね。
ただ、コンフォートゾーンを突き抜けるようなことをしてまで、成し遂げたいことを組織一体となって目指していけるような組織にしていきます。
選手権優勝を目指すような高校サッカーチームは、自分の青春をサッカーに捧げて、日々の練習をキツイけれども目をキラキラ輝かせながらやっていますよね。
linixはそんなチームを目指します。
以上、【コンフォートゾーンを突き抜けろ】でした。
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【コンフォートゾーンから突き抜けろ】
居心地の良い場所に居ても新たな可能性には出会えない。
自らの意志で、新たな可能性に挑戦せよ。
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