linixでは、企業文化の醸成にかなり力を入れています。
経営陣でも毎週、文化を醸成していくためにはどんな施策を打っていこうか、どんな発信をするべきか、短期ではこんなこと、長期ではこんなこと、、、と頭がこんがらがるくらい企業文化について話し合っています。
人数もまだまだ、企業としてもまだまだなスタートアップですが、なんでそこまで企業文化について大切にしているか。
今日はそのことについて書いていこうと思っています。
「どうせスタートアップなんか。」とは言わせない。
スタートアップは、本当に何もありません。 マニュアルもなければ、人もいないし、やること全てが未知の領域です。
会社の歴史も浅く、信用も無い。営業に行っても「設立したての会社じゃ、、」なんてことは日常茶飯事です。
正直、かなり悔しいことがたくさんあります。 そんな中でスタートアップでも真正面から戦える領域がある。
それは、「人間力」だと思っています。 だって、スタートアップに集まる人たちですよ?リスクを背負って、何かを成し遂げようと集まったメンバーなんです。
そんな覚悟を持って、スタートアップにジョインしてきた人たちです。こんな頼りない僕と一緒に働こうと決めてくれたんです。
スタートアップには、メラメラした熱意を持ったダイヤの原石のような人がたくさん集まります。 磨けば必ず光る人が集まってくるんです。
だからこそ、文化について今の段階からしっかり考えないといけない
ただ、注意しないといけないのが「各々の人間力を結束させる何か」が必要になってきます。強い覚悟や想いは、時としてバラバラになりやすい。
そして、その「何か」こそ、「企業文化」だと僕たちは考えています。
スタートアップは、プロダクトやマネタイズなど、目先のことにどうしても目が奪われてしまう。それは仕方のないことです。だって、目の前のキャッシュがなきゃ会社が死んじゃうところで戦っているのがスタートアップなんだから。
逆に長期のことを考えても、どうしても「プロダクトは、、」とか「マーケティング戦略は、、」とかそこの話ばっかりになって、企業にいる「メンバー」がどこに向かうべきかの行く先を決めれていないケースが多い。 どうしても「メンバー」の向かう先が見えづらくなってきてしまうこともあると思います。
企業文化とは、その企業にいる人の向かう先を示すの羅針盤のようなものだ。
企業の文化がだんだんと見えてくると、そこにいるメンバーの判断軸も明確になってきます。一番わかり易いのが、ピンチの時。 自分でも判断しづらい状況が起きた時、企業文化はその力を発揮します。自分がどの選択をその企業の一員としてするべきなのか、企業文化がまっすぐ示してくれます。
これがあるのと無いのじゃ大きく違う。企業としても成長スピードに雲泥の差が出ます。
そしてそれが、各個人の自立にも紐付いていきます。各個人が"自分で"物事を判断できるようになる。
企業のことを自分で判断できるようになる、それはつまり経営者視点を手に入れていること。 これをできている人はなかなかいませんし、それができている企業は相当強いと思います。
僕たちはlinixとして、しっかりと育てていきたい文化がある
linixは人の可能性を拡張していく会社です。
linixが掲げているビジョンは「世界中の一人ひとりが、新たな可能性の先にあるワクワクする世界の実現」。
つまり、linixのメンバーが一人残らず、自分の可能性に挑戦し続けないといけない。そこに対して妥協してはいけないんです。
僕たちはそういうメンバーを迎え入れるし、メンバーと共に成長していく。
社内では自分の可能性に挑戦する人が溢れ、そうした人材を市場に輩出していく。 こういったことを妥協せずに徹底することで、linixにしか変えられない世界があると確信しています。
そこに対して、強い想いがあります。 だからこそ、企業文化はしっかりと育てていきます。誰になんと言われても絶対に、です。
以上、企業文化についてでした。