学生のうちに様々な企業に行って、実際に就業経験を積むことができるインターン。ここ数年で一気に動きが大きくなり、今では就活前の学生たちの間では当たり前の言葉になりました。
そんなインターンについてlinixでもインターン生と共に考え、走っているので、メンバーへのメッセージも込めて、どのように捉えるべきかを書いていこうと思います。
「インターン生として」働くメリット・デメリット
まず、インターン生として働くメリットってなんでしょう?
・就活前に、その会社のことを知れる
・社会人に必要なスキルを前もって習得できる
・社内の人と仲良くなれる
・就職しているわけではないので、もし合わなかったら違う業界にチャレンジもできる
などでしょうか。まだまだ他にもたくさんあるかと思います。
逆に、デメリットってなんでしょう?
・遊ぶ時間がなくなる
、、、くらいですかね?
そう、インターン生として働くことは、明らかにデメリットが少ない。
「遊ぶ時間」や「学生生活でしかできないこと」ができないくらいです。
でも、遊ぶ時間は社会人になったら作れないんでしょうか?
大学生でしかできないことってなんでしょうか?
正直、学生が想像しているものは全部社会人になってからもできることばかりだとおもいます。
考えてみてください。
大学生なら、学生生活は4年間で、それに比べ社会人生活は40~50年くらい。
今の4年間が楽しいのがいいか、残りの40~50年間が楽しいのがいいか。
仕事=辛い、みたいな概念からはもう今は程遠い時代。やりたいこと、好きなことが見つかっていれば、それを仕事にできる時代。やりたいことがわからないなら、簡単探すことができる時代です。
人生の大部分を占める社会人生活、それを少しでも楽しいものにするための第一歩が、インターンだとおもいます。
「インターン生」として働くインターンは意味がない
インターンに挑戦するデメリットが少ないので、今の学生はもっと気軽に挑戦するべきだと思う。
だって、もし合わなかったらいっその会社を受けなきゃいいだけだし、想像と仕事内容が違ったならそれを「学び」として本番の就職活動に活かせる。
かつ、どうせインターン生として働くなら、とことんリスクを背負って挑戦するべきだと思います。
なぜなら、インターン生は強い。
社員を簡単に協力者にできるし、失敗してもある程度なら仕方ないで済ませることができる。
正直、このアドバンテージはとてつもなくでかい。羨ましいくらい大きいもの。
入社してからは絶対に得れないアドバンテージです。
だからこそ、インターン生はこのアドバンテージを徹底的に利用するべきだと思います。
思い切りでかい仕事にチャレンジする、言いたいと思ったこと全部言ってみる、とにかくやりたいと思ったことに積極的に手を上げてやってみるべきです。
「インターン生」として任される仕事だけをしていても、成長しない。
インターン生として働いているようでは、自分がやりたいことなんてわからない。
その認識を持っておいたほうがいいと思います。
自分は「インターン生だ」と思いながら仕事をするのと、
「経営者だ」と思って仕事するのでは見えてくるものが全然違います。
どうせやるなら、経営者目線でインターンをしてほしい、それこそがインターン生の成長への近道だと思います。
正直、思いっきり暴れて欲しい
インターン生がそんなマインドで頑張ると、社員はもちろん焦ります。
抜かれないように頑張るし、自分でもっと勉強してきます。
そうしていくことで、組織全体が成長して、より市場に価値を提供できる。
そのきっかけを作れるのが、インターン生です。これ、相当すごいことだと思うんです。
だから、インターン生として仕事に携わるのなら「思う存分暴れて欲しい。」と僕は願っています。
インターン生としてやりきった結果、その会社に合わなくてもその会社から得たものはとても大きいはず。必ず今後の仕事で活かしていけるスキルがついています。
たとえ違う会社へ就職しても、自分の活躍している姿を見せることがその会社への一番の恩返し。
もし会社のことを気に入って、入社することを決めるのなら、その会社は本当に喜ぶことでしょう。
最後に
インターン生として任される仕事のレベルは一般的にはそんなに高くないもの。
だからこそインターン生には「挑戦する力」や「思いきり力」が試されます。
失敗することだって何回もあるかもしれません。
ただ、いろいろなことに全力で挑戦するからこそ見えるものがあります。
思いっきりやった人にしか見えない景色があります。
そしてそれこそが、きっとあなたがインターンで本当に得るべきだったものだと気づく日が来ます。
いまインターンをしている学生達、全力で暴れてください。
まだインターンをしていないのなら、すこしでも探してみてください。
皆がよく言う、「学生時代にしかできないこと。」
それは、「世界一周」でも「ヒッチハイク」でもなく「インターン」だと僕は思います。
以上、インターンについてでした。